プロジェクトネーミングの効果イメージ

ネーミング・センスを身につけよう

心理的距離を縮めるため

ネーミング戦略では、消費者と商品との心理的距離を縮めることも要求されます。

そしてその効果が高いネーミングの手法には“擬人化”というのがありますが、これは名前の前に“ドクター”、“ミス”、“ミスター”、“ミセス”などを付けたり、名前の後に“くん”、“っ子”、“さん”、“ちゃん”、“王”、“達人”、“博士”、“プロ”、“女史”、“姫”、“王子”などの敬称を付けることによって、それを見た消費者が自然に“人”を連想し、さらにその人のもっているイメージや性格、能力までも連想することを利用したもので、これによって消費者が商品を身近に感じて売上が伸びて行くことも多いようです。

たとえば臭いのつかない防虫剤に『ミセスロイド』という商品がありますが、防虫剤は臭う物というこれまでの概念を崩した商品の第二弾のような防虫剤で、臭わないだけでなく洋服ダンスなどにつるしておくと防虫効果を発揮しながら更にフローラルブーケの香りが漂うというものです。

“ロイド”というのは“ピレスロイド”の略で、実際には殺虫剤の有毒成分のことを言っていますがそのような専門用語を知らない私たちは英語圏でよく使われている名字の“ロイド”を想像し、そのネーミングからは何となくアメリカを支えてきた良妻賢母の女性というイメージが浮かんできます。

また『お糸ちゃん』という商品名の裁縫セットがありますが、このネーミングからも「丸顔で小柄で、明るい女の子」、「世話好きで家庭的な女の子」が思い浮かび、何となく“お糸ちゃんお墨付きの裁縫セット”という気がして、女の子だったら「お糸ちゃんが持っているのだったら、私も1つ持っておきたいなぁ」とつい思ってしまいそうなネーミングですね。

また、サントリーと京都の老舗茶舗「福寿園」とが共同開発したと言われるペットボトルのお茶『伊右衛門』のネーミングは「福寿園」の創始者の名前なのだそうです。

このように擬人化の造語法を用いると、商品にその人の人柄のようなものが見えてきて心理的距離が縮まり、愛着が湧いてきますね。

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プロジェクトネーミングの効果は、ネーミングについて解説しています。

プロジェクトネーミングの効果Pick!:製品戦略について

戦後の高度成長時代にアメリカから導入された“マスマーケティング”においては、大衆を対象に製品を大量生産して、流通させ、物を手に入れることが豊かになることであるとする消費者たちの欲求を満たしてきました。・・・・

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